一級建築士の受験についてPart1【1回目学科不合格】

資格

 こんにちは!がじゅまるです。
 今回は、私が一級建築士試験に初めて挑戦したときの体験を振り返り、当時の気持ちや経験を共有できればと思います。詳細は以下の項目です。

  • なぜ一級建築士の試験を受けたのか?
  • 受験を決めたのはどんなタイミング?
  • どんなスケジュールで受験したのか?
  • 受験して後悔したことは?よかったことは?
  • 不合格だった当時の心境は?
  • なぜもう一度受験しようと思ったのか?

 このPartでは『なぜ一級建築士の試験を受けたのか?』について詳しく書きたいと思います。

なぜ一級建築士の試験を受けたのか?

 私が一級建築士の試験を受けようと思った理由は、大きく2つありました。1つ目は、自信を付けたいという思いからです。当時、仕事がうまくいっていない中で、自分に自信を持てなくなっていました…。2つ目は、2つ目は、転職して環境を変えたいという理由です。今振り返ると…くだらない理由で受験することを決めたと思います。資格を取得した後、何かをやりたいとか具体的な目標も決めずに受験を決めていました。

仕事はトラブル続き…

 当時、仕事がうまくいっていない中で、自分に自信を持てなくなっていました。設計事務所に勤めて3年目で、複数の案件を任される一方で、トラブルも多く発生し忙しさに追われる毎日でした。仕事については、忙しさを理由に自分で考えて動く余裕もなく、ただ作業をこなす日々を送っていました。失敗するたびに自分が情けなくなり、自信を失っていました。そんな中で、『一級建築士の資格を取れば、自分に自信を取り戻せるのではないか』と安直に考えていました。

環境を変えたいと考えていた…

 当時付き合っていた人がいました。大学生の時から約7年の交際を続けており、結婚も考えていました。しかし、仕事がうまくいかず、自信もなく、時間的な余裕もない状況でした。そのため、転職して給与や時間に余裕を持ちたいと考えていました。今振り返ると、ただの言い訳だったようにも思います。実際は、自信がなかったことが一番の原因だったと思います。
 当時、転職を前提に転職エージェントと面談をしていましたが、その際に『給与を上げるのは難しい』と言われたことを覚えています。理由は、残業が多かったために多少の給与は得ていたのですが、勤務年数が少なく一級建築士の資格もなかったため、他の転職希望者に比べて不利だったからです。現在では転職の状況は少し変わり、もっと柔軟になっているかもしれません。しかし、当時はそのような状況・印象を受けました。このような背景もあり、まず一級建築士の試験に合格することを目標していました。そして、転職をしてより良い環境になってから結婚をと考えていました。

最後に

今振り返ると、自信がないことを言い訳に問題を先延ばしにしていただけでした。
以下の点が特に問題だったと感じています。

  1. 資格取得を目標にしていた
    資格取得はあくまで手段に過ぎません。何のために資格を取るのか、その後の目標を明確にしないと、後で後悔することになります。
  2. 先に転職など環境を変えるべきだった
    現状の環境がうまくいかないのであれば、先に転職などの行動をとるべきでした。実際、私は初めての受験の際、体調を崩して仕事を休んでいた期間があります。
  3. 将来について具体的に考える必要があった
    資格勉強には時間やお金がかかります。資格取得が本当に今必要なのか、将来を見据えて考えるべきでした。

 総じて、自分で考えて行動することができていませんでした。仕事に追われ、ただ時間を過ごしていただけだったのでしょう。今の環境で受験が難しいのであれば、環境を変えたり、別の機会に受験することも一つの手段だったと思います。違った選択肢があったかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました